藤井風とTwitter
藤井風とTwitter は、藤井風によるX(旧Twitter)運用の歴史と、2022年12月末をもって本人運用が実質終了するに至った経緯について記述する項目である。
概要
藤井風は2018年頃からTwitter(現X)上で本人アカウント (@FujiiKaze) を運用しており、リリース告知や日常のつぶやき、海外ファンとの交流などに活用していた。しかし2022年12月27日〜28日にかけて全ツイートが削除され、本人運用が実質的に終了した。プロフィール欄には一時的に "Twitter is not for me. I'm so sorry." と表示されたとの同時代記録が残っている。
本人による体系的な公式説明は確認されておらず、運用終了の理由は資料からの推論にとどまる。ただし、運用終了の直前期にあたる2022年秋〜冬にかけて、SNS環境悪化への言及・国際的な炎上対応など複数の出来事が連続しており、これらが背景にあった可能性は高い。
完全年表 (2022年10月〜2023年2月)
2022年10月26日ごろ - チームによるSNS環境への言及
公式アプリ内「Staff Information」を引用した当時の二次情報によれば、チーム側はここ1か月ほどで度を超えた攻撃やネガティブな意見が増えたことに言及し、ファンへ向けたルール提示とともに、2020年6月のTwitter投稿、および2021年1月の公式アプリ内投稿を一度リセットしたいという趣旨を伝えた。一次原文の現状確認は難しいものの、少なくとも当時の段階で、SNS周辺を整理しようとする動きがチーム側から既に出ていたことを示す記録である。
2022年11月1日 - "Nワード"問題の発生
海外ファンの間で、藤井風が2018年(当時21歳)に投稿したニッキー・ミナージュ「Super Bass」のカバー動画について、原曲歌詞にNワードが含まれていることが指摘された[1]。これを受けて、藤井風は同日中に英語で謝罪を発信した。
2022年11月2日 - 補足説明と動画削除
藤井風は前日の謝罪に説明を補足し、「言葉の背景を知らなかった自分が恥ずかしい」「気分を害された方々には大変申し訳なく思っています」と再度謝罪。問題の動画は同日夕方までに非公開とされた[1]。
謝罪の英文原文(一部)は次のとおりである。
In regards to mistakes I've made because of my ignorance, I am deeply sorry. I never meant to offend anyone in anyway. It will never happen again. I am going to keep learning. I love you. This apology is in relation to my 2018 cover video. In the song's lyrics there's a word which I'm never allowed to use. I'm ashamed of myself not knowing the background of the term, and I'm terribly sorry for all the people feeling offended. There's no excuse.
これは、Twitter運用終了の直前期に確認できる最も大きなSNS上の緊張要因である。
2022年12月5日 - NHK特番告知
『NHK MUSIC SPECIAL 藤井 風 いざ、世界へ』の放送(12月28日 22時、NHK総合)が告知された[2]。後日、Twitter全削除がこの特番放送日と重なることになる。
2022年12月27日 - 投稿が段階的に削除開始
同時代の二次記録によれば、この時点でまず11月以降の投稿が消えたことが確認されている。一気に全履歴消去ではなく、段階的な整理として始まっていた可能性が高い。
2022年12月28日深夜 - 全投稿削除と "Twitter is not for me."
複数の同時代記録で、藤井風のTwitterが全投稿削除状態となったことが確認された。あわせてプロフィール欄には一時的に
Twitter is not for me. I'm so sorry.
と表示されたと複数の二次資料に記録されている。
一般に「藤井風がTwitterをやめた日」と見てよい最重要ポイントである。同日は『NHK MUSIC SPECIAL 藤井 風 いざ、世界へ』放送日でもあり、特番への注目が集まる最中の出来事となった。
英語圏の芸能サイト NanteJapan の同日記事は、「藤井風がTwitterアカウントを削除した」と報じている(一次資料ではないが、当日時点の外部観測として有用)。
2022年12月29日 - アカウント復活、活動はなし
NanteJapanの追記によれば、アカウント自体はいったん復活したが、新規投稿などの活動は行われなかったとされる。つまり12月28日の段階で「完全消滅」ではなかったとしても、本人運用としてはこの時点で実質終了したと見るのが自然である。
2023年2月17日 - アカウント削除(ファン系記録)
ファン系ブログの記録では、この日にアカウント自体も削除されたとされている。ただし本記載は今回の調査範囲では一次資料による裏取りができておらず、確定事実というよりは有力な補助情報として扱うのが安全である。
現在の公式案内
藤井風公式サイト上の案内では、X(旧Twitter)はスタッフアカウント (@fujiikazestaff) のみが公式とされている。少なくとも現在、本人のX運用は公式には終了している。
背景の解釈
本人が後から「なぜやめたか」を体系立てて公式説明した一次資料は確認されていない。一方で、以下のような出来事が連続していたため、X上の反応やノイズが本人に合わなくなったと解釈するのが資料的に最も自然である。
- 10月: チーム側がSNS環境の悪化に言及
- 11月: 国際的な炎上と謝罪
- 12月末: "Twitter is not for me." という本人側の短いメッセージ
- その後: 公式案内でもXはスタッフのみ
ただし、上記はあくまで資料を並べた上での推論であり、本人が単独で明言した公式理由ではない点に留意が必要である。
結論(事実の確度別)
- 堅く言える結論: 藤井風の本人Twitter運用は、2022年12月27日〜28日に実質終了した。
- 可能性が高い背景: 2022年秋以降のSNS疲弊と11月の炎上対応。
- 未確認の事項: 本人による詳細理由の公式説明、2023年2月17日のアカウント完全削除(ファン系記録のみ)。
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “藤井風、カバー歌唱での「Nワード」使用を謝罪 海外ファンから抗議...原曲通りも「私の無知が招いた過ちだ」”. J-CAST ニュース. 2022年11月7日閲覧。
- ↑ “NHK MUSIC SPECIAL 藤井 風 いざ、世界へ”. NHK. 2023年1月28日閲覧。